寄付金募集

教育環境整備募金について

学校法人梅花学園の歴史は、1878 (明治11)年1月、生徒15名をもって、開校式が行われた梅花女学校に始まります。当時はまだ、女子に高度な教育など思いもよらない時代でありましたが、校祖澤山保羅は、日本の将来のため社会改革の第一歩として、社会の母とも言うべき女性にキリスト教精神に基づく愛の教育を授ける必要性を訴えたのであります。
以来、本学園は聖書の「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」(マタイによる福音書7章12節)をスクールモットーに、キリスト教にいう愛と自主・自立そして奉仕の精神を備える、有為な女性を多数社会に送り出してまいりました。
おかげさまで、現在、本学園は茨木ガーデンキャンパスに大学院と大学を、豊中キャンパスに高等学校、中学校そして幼稚園を擁する総合学園に発展し、同窓生数は全国全世界に6万名有余に至っております。
しかし、その一方で、現在、わが国の教育機関を取り巻く環境は、少子高齢化の進展とあいまって年々厳しさを増し、私立学校にも深刻な影響を与えつつあります。
それだけに、本学園は創立以来の歴史と伝統に一層磨きをかけるとともに、今まで以上に大胆な改革を進めなければなりません。このために、2023年に創立145周年を迎えた本学園ならではの特色ある教育環境を確立し、新たな時代を担うチャレンジ精神溢れたエレガントな女性の育成に努める所存でございます。
もとより、良好な教育環境整備は、学費や経常費補助金により維持すべきではございますが、何分厳しい財政事情の中で、本学園にふさわしいエレガントなキャンパス作りを進めるには、皆様からの温かいご支援が是非とも必要でございます。
昨今の厳しい経済情勢のもと、皆様にご寄付を仰ぐことは誠に恐縮でございますが、本募金の趣旨をご高察の上、何分格別のご協力を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。


2023年7月


学校法人 梅花学園
理事長 小川 友次
学園長 近藤 十郎


梅花女子大学
学長 長澤 修一


梅花中学校・梅花高等学校
校長 菅本 大二


梅花幼稚園
園長 上田 規容子